どうだ貫一(2)

身体もデカけりゃ人情もデカい! リストラ寸前の大手ゼネコン応援団長・堂田貫一のまっすぐな「交渉」は、カネにまみれた超劣勢県知事候補の心も解かす!? ――廃部に追い込まれた社会人野球部の復活を懸けて、上司から出されるミッション・インポッシブルと格闘する男・貫一のド根性一代記! 負けたら明日のクビはない、さりとて人情捨てきれない……社会の最奥、義侠と社命のはざまにあって、男一匹、汗と涙の大奮闘!!「男っちゅうのはの、負けるとわかっていても命を懸ける、それが男じゃ!」廃部にされた野球部を救うため、超劣勢の知事候補の応援という特命を受けた大手ゼネコン応援団長・堂田貫一。
たとえ愚直と言われようと、声のデカさと誠実さで、あまたの困難を切り抜けるどえらい男。
選挙のお次のミッションは、「ウラを使ってでも国体工事を受注せよ」という、誠実とは真反対の黒い癒着工作なのだった。
ついに魔の手が? どうする貫一!男の名前はシロウ――。
 毎日が退屈で、イラツいて、何もかもに意味を見出せなかったシロウの前に、ある日突然、空から女の子が降ってきた。
シロウはルーシーと名乗る不思議なその彼女と過ごす時間に充実したものを感じていた。
しかしある夜の事件をきっかけにルーシーは姿を消し、シロウ自身も巨大な運命の波にのみこまれてゆく……!!最初の男“地底人”が言った『5人の仲間』を集めるべく旅立ったシロウは、第一の男・ギブス(チャパ)と第二の男・鸚鵡(オウム)を仲間にし、第三の男のもとへ向かうのであった。
一方、鸚鵡の前に現れたという頭傷(アタマキズ)のバケ物もシロウたちの行方を追っていた……!!失くした記憶とともにシロウの能力が覚醒しはじめた……。
別人のようになったシロウは第一の敵“頭傷(アタマキズ)のバケ物”を圧倒してしまう!! いったい自分たちは何者なのか? 「敵」とは何なのか? ――そしてまたシロウたちは、まだ見ぬ「昔の知人」のもとへ向かいはじめる……。
続きはこちらから⇒ttp://www.ebookjapan.jp/shop/book.asp?sku=60015894