スマッシュをきめろ!(3)

槇さおりは、彼女の必殺変化球”ローリングフラッシュ”が、恩師・甲山先生の目を失明させたことで、テニス協会から使用停止を言い渡された。
それは、さおりと真琴の父親であり、生前、天才テニスプレーヤーとして活躍した東城博之から受け継いだ変化球であった。
その後、”ローリングフラッシュ”は正式に変化球として認められたが、真琴は姉に父の打球を受け継ぐ資格はないと、大切な銀のラケットを叩き割ってしまう。
公式戦で1位になった人だけが集まって優勝を競うチャンピオンタイトルマッチが行われる中、かつて東城博之から”ローリングフラッシュ”を教わったというプロテニス選手、エル・フラッシャーが来日することになった。
彼の目的は槇さおりに会うためだと噂されているが、彼女の母親はそれを聞いて動揺する。
そこにはかつてさおりと真琴を引き離す原因となったつらい過去が隠されていたのだ。
警察官とラグビーをすることになった。
「制服ぬげば、こっちのもの」とテツ。
ところが仲間に、日ごろのテツに痛い目に合わされている奴が、「このチャンスに……」と狙いをつけたから大変!レイモンド飛田が市会議員に立候補した。
そして、その演説はテツの悪口ばかり。
それを聞いたチエちゃん、心ちゅうおだやかじゃない。
その結果やいかに―。

チエに知恵あり、テツに知恵なし―。
知恵の輪に取り組むテツは七転八倒。
なんでこんなに夢中になるかといえば、そこは計算高いテツのこと、目当てがなければ、これほどまでに……。
はずれるかなぁ、テツに―。
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